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2008年03月14日発行
松坂、岡島の登板はあるのか? 日本開幕戦の注目投手
松坂大輔、岡島秀樹の両日本人投手が所属し、昨年のワールドシリーズを制したレッドソックスが東京ドームでアスレチックスと対戦する日本開幕戦が、いよいよ近づいてきた。今後の2回は、3月25、26日に開催される注目の一戦に先立ち、両軍の注目選手を紹介。今回は登板が有力視されるピッチャーについて触れたい。
昨季王者のレッドソックスは、本来ならば前年20勝のエース右腕ジョシュ・ベケット投手と、メジャー1年目でワールドシリーズ制覇に貢献した松坂の2本柱で必勝を期すはずだったが、ここに来てその構想に暗雲が漂い始めている。ベケットは3月半ばに腰痛を発症。まだ復帰の見通しも立っておらず、来日はほぼ絶望的な状況となった。松坂については流動的な部分も残っているが、夫人の出産予定日が米国出発日と同じ19日で、これが後ろにずれ込めば、立ち会いを望んでいる松坂も来日しない可能性がある。
もし2人が登板不可能となった場合、開幕戦はがんを克服した若手左腕ジョン・レスターの先発が有力。2戦目はまだ不明だが、23日のオープン戦に先発予定だったナックルボーラー、ティム・ウェークフィールドがスライド登板する可能性がある。いずれにせよベケット、松坂が先発する場合に比べると、岡島やジョナサン・パペルボンらリリーフ陣に奮起が求められることになるだろう。
一方のアスレチックスは、25日の開幕戦は昨季14勝のジョー・ブラントン投手の先発が確定的。レッドソックス戦は昨季3試合に登板して0勝1敗、防御率4.66と相性はいまひとつだが、昨季ともにチームを支えたダン・ハレン(現ダイヤモンドバックス)が去った今、エースとしての力を開幕戦で証明しておきたい。
2戦目の先発は未定なものの、昨季12勝ながら故障明けのチャド・ゴーディンは遠征に帯同しない可能性が濃厚。となれば、故障続きで昨年はわずか1勝ながら、復活へ向けて順調に調整を進めているリッチ・ハーデンが抜てきされるだろう。ハーデンはここ2年こそ相次ぐけがに悩まされているが、2004年、2005年に2けた勝利をマークした速球派。能力の高さは証明済みなだけに、いかに万全の状態でマウンドに立てるかが鍵になりそうだ。
面白い存在になりそうなのは、2004年にレッドソックスの守護神としてワールドシリーズ制覇に貢献し、その後一度は引退したものの、今季にもうひとつの古巣であるアスレチックスで現役復帰を表明したキース・フォルク。中継ぎでの起用が有力だが、レッドソックスの中軸打者を知り尽くしている存在だけに、勝負どころでマウンドに上がれば、大きな仕事をする可能性を秘めている。
