MLB NEWS
2004年11月24日発行
ストーブリーグが本格化!
〜注目プレーヤー・投手編〜
メジャー選抜が5勝3敗で全日本に勝ち越し、日米野球も閉幕。メジャーリーグは今後、オフのストーブリーグが本格化し、全30球団が来シーズンに向けて戦力の補強を着々と進めていく。特にフリーエージェント(FA)となった大物選手を巡っては、し烈な争奪戦が繰り広げられるのが確実。去就が注目されるプレーヤーを投手、野手に分けて紹介したい。
今オフ最大の目玉投手と言えば、レッドソックスのエースとしてワールドシリーズ制覇に貢献したペドロ・マルティネス(レッドソックス)。160キロ近い速球と多彩な変化球が武器で、最優秀投手に贈られるサイ・ヤング賞に輝くこと3回、通算防御率は現役トップの2.71と抜群の安定感を誇る。レッドソックスは当然再契約を目指しているが、宿敵ヤンキースもオーナー自らマルティネスとの話し合いの場を持つなど獲得に積極的。早くもマッチレースの様相を呈している。
また「99パーセント引退」と公言したアストロズの328勝右腕ロジャー・クレメンスも、その動向が気になる。今季、史上最多となる7度目のサイ・ヤング賞に選出されたほか、日米野球でも42歳という年齢を感じさせない迫力満点のピッチングを披露。FAの申請を済ませているだけに、現役続行の可能性は十分ある。さらにダイヤモンドバックスの完全試合左腕ランディ・ジョンソンは、FAではないもののトレードの噂が絶えない。ヤンキースやカージナルスといった球団の名が挙がっている。
このほかにもマーリンズのカール・パバーノ、ブレーブスのラス・オルティス、フィリーズのケビン・ミルウッド、ツインズのブラッド・ラドキーといったエース級の先発右腕も続々とFAに。またリリーフ投手では、今季ナ・リーグ最多セーブを記録したマーリンズのアルマンド・ベニテス、エンゼルスで通算316セーブを挙げたトロイ・パーシバルの実績が飛び抜けている。ただしパーシバルは17日、タイガースと2年契約を交わした。(続く)
