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2005年07月12日発行
第76回オールスターゲームの見どころ
メジャーリーグの第76回オールスターゲームが、タイガースの本拠地ミシガン州デトロイトで現地時間の7月12日(日本時間13日)に行われる。精鋭の中の精鋭たちが一堂に会す舞台は、まさに「真夏の祭典」と呼ぶに相応しいほど壮観。今回は、この夢の球宴の見どころを紹介していきたい。
まず両リーグの顔ぶれを見比べると、打力はア・リーグ、投手力はナ・リーグが優れている印象を受ける。特にア・リーグ打線は、イチロー外野手(マリナーズ)がファン投票で選から漏れて控えに回るほど、戦力が充実している。中でも昨年のワールドシリーズ王者レッドソックスからは、前年の本塁打王マニー・ラミレス外野手、ファン投票でリーグ最多票を獲得した指名打者デービッド・オルティスら4人がスタメン起用される見通し。ほかにも昨季のリーグMVPウラジーミル・ゲレロ外野手(エンゼルス)、今季ホームランダービーでトップを争うアレックス・ロドリゲス三塁手(ヤンキース)とマーク・テシェイラ一塁手(レンジャーズ)の両大砲ら豪華な布陣となっている。
一方のナ・リーグ投手陣は、現役最強右腕のペドロ・マルティネスが出場を辞退したものの、42歳になっても豪速球を投げ続ける大ベテランのロジャー・クレメンスを軸に好投手が目白押し。今季ハーラートップの13勝を挙げているクリス・カーペンター(カージナルス)と左腕ダントレル・ウィリス(マーリンズ)、そしてクレメンスを含めたこの3人のうちいずれかの先発が有力視されている。また11連勝の快進撃を見せたリバン・ヘルナンデス、両リーグ最多セーブを挙げているチャド・コルデロのナショナルズ勢らも見逃せない。
また、今回ア・リーグとナ・リーグ合わせて選出された全67選手(辞退した選手の代役3人を含む)のうち、実に22人が初出場となったのも目に付く。中でも特筆すべき存在は、今シーズン打率4割と三冠王に期待がかかるほど打撃好調で、ナ・リーグの最多得票選手となったデレク・リー一塁手だろう(カブス)。かつて選手、監督として日本球界に携わったレオン・リー氏を実の父に持つ長身のスラッガーが、大舞台でも力を発揮できるかにも注目したい。
なおオールスターを観戦する上で覚えておきたいのが、10月に行われるワールドシリーズのホームフィールド・アドバンテージ(1、2、6、7戦を本拠地で開催できる権利)が勝ったリーグに与えられること。このため、勝負もレギュラーシーズンさながらの真剣味を帯びたものとなる。プレーボールは日本時間13日、午前9時。熱い戦いに、乞うご期待。
