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大家友和
大家友和(おおかともかず)
●モントリオール・エクスポズ
●背番号:24
●生年月日:1976 / 3 / 18
●183 cm / 90 kg
●右投げ / 右打ち
●2003年度成績
・10勝12敗 防御率4.16
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2004年01月30日発行

今季は投手陣の大黒柱

〜大家友和投手(エクスポズ)〜

日本のプロ野球でわずか1勝しか挙げられなかったピッチャーが、野球界最高峰のメジャーリーグで2年連続の2ケタ勝利──。アメリカンドリームの実現に向けて着実に前進しているのが、モントリオール・エクスポズで先発投手として活躍する大家友和だ。

京都成章高校を経て94年に横浜ベイスターズに入団したが、その後なかなか芽が出ず渡米を決意した大家。98年オフにボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び、生存競争の一段と激しい世界に飛び込む。野茂英雄、イチロー、松井秀喜といった日本球界で活躍した後メジャーに挑戦した選手とは待遇が異なるため、最初の数年間はマイナーとメジャーを行き来する日々の繰り返し。2000年にはマイナーで完全試合の快挙を成し遂げるが、2001年のシーズン中にトレードでエクスポズに放出されてしまう。しかし若手主体の新天地でローテーションに固定されると、翌2002年には自慢の制球力を武器にチームトップの13勝をマーク。防御率もナ・リーグ7位の3.18と抜群の安定感を見せ、オフには日米野球におけるメジャー選抜チームの一員となり、母国で凱旋登板を果たした。

昨シーズンは好不調の波が激しく、黒星が先行する苦しい戦いが続いたものの、年間を通してローテーションを守り抜き、自身2度目の2ケタ勝利をマークした。このオフにエースのハビアー・バスケス投手がチームを去ったため、今シーズンは大家の双肩にかかる期待と責任が今まで以上に大きくなるのは確実。27歳という年齢から見ても、さらなる飛躍は見込めるだけに、日本人投手では野茂以来2人目となる3年連続2ケタ勝利も十分可能なはず。成長を続ける大家に来年も目が離せない。

W-PRESSトリビア
大家には「メジャーリーガー」のほかに、もうひとつの顔がある。シーズンオフに立命館大学で経営学を専攻する、向学心の旺盛な「学生」の顔だ。「野球を辞めた後も数多くの選択肢があるようにしたい」とより長い目で未来を見据えており、今後はフィールド外での活躍にも期待したい。