MLB NEWS
2004年09月13日発行
貧乏チームから金満球団へ
〜ハビエル・バスケス投手(ヤンキース)〜
米領プエルトリコ出身のバスケスは、モントリオール・エクスポズでデビューを果たした1998年こそ15敗と苦しいシーズンを送ったが、翌99年に9勝をマーク。資金力が乏しくスターの流出が絶えないチームにいながら、2000年からは4年連続で2けた勝利を挙げた。そしてフリーエージェントの権利取得を1年後に控えた昨オフ、本格派投手を探し求めていたヤンキースにトレードで移籍。さらに入団直後、4年総額4500万ドル(約49億円)という大型契約を手にした。今シーズンは早くもその期待に応え、150キロの速球とスライダーを武器に前半戦だけで10勝し、初のオールスターにも選出。ベテランが多いヤンキース先発陣で唯一20代の投手として、悲願のワールドシリーズ制覇に向けて快投を続けている。
なおアテネ五輪では、野球の日本代表が全てプロ選手によって構成される「ドリームチーム」で大会に臨んでいる一方、メジャーリーガーは参戦していない。しかし開催が取り沙汰されているワールドカップが近い将来に実現すれば、アメリカやドミニカ共和国だけでなく、プエルトリコもメジャーの精鋭を揃えてくることになるだろう。そのときにバスケスが母国のエースとして、日本代表の前に立ちはだかることになるかもしれない。
ピッチングだけでなく、フィールディングにも定評があるバスケス。学生の頃には、野球だけでなくバスケットボールでも持ち前の運動能力を発揮していたという。また、プライベートではゴルフや卓球といったスポーツを趣味にしている。
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