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2004年10月06日発行

4日本人4選手に出場の可能性

〜地区シリーズの見どころ〜

3月30日に東京ドームのヤンキース対デビルレイズ戦で幕を開けた今年のペナントレース。イチローのシーズン最多安打新記録など数々の名場面で彩られたレギュラーシーズンも終わり、5日(日本時間6日)からは上位球団によるポストシーズンの第1ラウンド、地区シリーズが始まる。

まずア・リーグでは、東地区7連覇のヤンキースが、3年連続中地区優勝のツインズと昨年に続き対戦。ヤンキースの重量打線とリーグ防御率トップのツインズ投手陣の対決に注目が集まる。また松井秀喜外野手が昨年、ポストシーズン初本塁打を記録したのはツインズ戦。この一発がシリーズの流れをヤンキースに引き寄せただけに、今回もアーチを期待したい。

もう1つのカードは、西地区1位のエンゼルスとワイルドカード(2位の最高勝率チーム)を獲得したレッドソックスがぶつかる。ともに得点力が高いため、投手陣の出来が鍵になると見られる。最多勝右腕カート・シリング投手をはじめ先発5人が2けた勝利を挙げたレッドソックスが優勢か。

一方のナ・リーグでは、両リーグ最多の105勝を挙げた中地区1位のカージナルスと、9年ぶりに西地区で優勝したドジャースが激突。投打ともに充実したカージナルスが有利と見られるが、ドジャースにはし烈な優勝争いを制した勢いがある。なおカージナルスには田口壮外野手、ドジャースには野茂英雄、石井一久の両投手がいるが、ともに出場機会は多くないと見られており、プレーオフでの日本人初対決はお預けとなりそうだ。

また東地区13連覇(ストで中断した94年を除く)を果たしたブレーブスに、最終戦でワイルドカードを手にしたアストロズが挑む。アストロズはブレーブスに過去3度も地区シリーズで辛酸をなめさせられているが、今回は経験豊富なロジャー・クレメンス投手がいるだけに、攻守に安定感のある東地区王者を倒して次のラウンドに進みたいところだ。