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フィラデルフィア・フィリーズ
ジム・トーミ
●フィラデルフィア・フィリーズ
●背番号: 25
●生年月日: 1970/8/27
●193 cm / 110 kg
●右投げ / 左打ち
●2003年度成績
・打率.266 47本塁打 131打点
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2004年10月11日発行

4年連続40発の長距離砲

〜ジム・トーミ(フィリーズ)〜

日本球界を代表するスラッガー、ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手がメジャー2年目にしてようやく年間30本塁打を達成した。しかし、そのメジャーの世界には毎年30発以上のアーチを難なく量産する強打者が複数存在する。そのひとりが、フィラデルフィア・フィリーズの大砲ジム・トーミ一塁手である。

今季メジャー14年目のトーミは、迫力あるスイングでアーチを生み出す一方、毎年三振の数もあっさり3けたに達する豪快さが持ち味。その一方で勝負強さと選球眼の良さにも定評があり、100以上の打点とフォアボールも期待できる。1990年代半ばからクリーブランド・インディアンスの主軸として活躍し、96年から毎年30ホーマーをクリア。中でも2002年には初めて50発の大台に乗せている。しかし、この年のチームは若返りを図るため主力を相次いで放出。オフにフリーエージェントとなったトーミも残留か移籍かで悩んだ末、古豪フィリーズと総額8500万ドル(約93億円)の6年契約を結んだ。

そして新天地で迎えた昨シーズン、トーミは前半戦こそ持ち前の長打力が鳴りを潜めたものの8、9月に2カ月連続で10本塁打。怒涛の追い込みで自身初の個人タイトルとなるホームランキングの栄冠を手にした。今季は春季キャンプ中の故障で調整が遅れたものの、無事開幕のスタメンに名を連ねると、6月には通算400本塁打を達成。その後もアーチを量産し、9月8日には滞空時間の長い一発で4年連続40ホーマーの快挙を成し遂げた。現在34歳とまさにキャリアの円熟期を迎えており、近い将来の500本塁打到達は射程圏内。さらには600発も決して不可能な数字ではないだろう。

W-PRESSトリビア
人一倍責任感が強いことで知られるトーミは、チャリティ活動にも積極的。2002年にはフィールドの内外でともに優れた功績を残した選手に送られる「ロベルトクレメンテ賞」を受賞した。またアウトドア志向が強く、去就が注目された2002年オフには移籍の大英断を下す前にハンティングを楽しんでいたという。