MLB NEWS
2005年02月01日発行
ストーブリーグが本格化!
〜ナ・リーグ編〜
トレードやフリーエージェント(FA)などで大物選手の電撃移籍が相次いだ今オフのメジャーリーグを振り返るストーブリーグ総括。2回目となる今回は、積極的な補強に打って出たナ・リーグのチームを紹介していく。
東地区では、昨年4位に終わったメッツの大型補強が際立った。メジャー屈指の好投手ペドロ・マルティネス、走攻守3拍子揃ったカルロス・ベルトラン外野手といったFA市場における投打の目玉選手と長期契約に合意。しかし、地区1位のブレーブスはトレードでアスレチックスのエース格ティム・ハドソン投手を、地区3位のマーリンズはFA市場屈指の大砲カルロス・デルガド一塁手をそれぞれ獲得するなど、戦力は高いレベルを維持している。
昨年のリーグ優勝チーム、カージナルスは主力のエドガー・レンテリア遊撃手、トニー・ウォーマック二塁手が退団。しかしアスレチックスから実力派左腕マーク・マルダー投手を獲得するなど、連覇を狙える戦力は十分にある。逆にカージナルスとリーグ優勝を最後まで争ったアストロズは、引退の意向を示していた大投手ロジャー・クレメンスを説得し、再契約に成功。しかしベルトランと強打のジェフ・ケント二塁手が抜け、打力の低下が懸念される。
西地区で最も充実したオフを過ごしたのは、ジャイアンツと言えるだろう。勝負強さに定評のあるモイゼス・アルー外野手と速球派クローザーのアルマンド・ベニテス投手が加わり、ライバルのドジャースを追撃する体勢を整えた。一方のドジャースはケントや長打力のあるJ.D.ドルー外野手の加入こそあったものの、本塁打王のエイドリアン・ベルトレ三塁手らレギュラー4人が去った。また地区最下位に沈んだダイヤモンドバックスは、ランディ・ジョンソン投手をヤンキースに放出したものの、一昨年の20勝投手ラス・オルティス、大砲のトロイ・グラース三塁手を獲得し、巻き返しを図る。
