MLB NEWS

2005年06月07日発行

オールスター出場が有力な選手たち

〜ア・リーグ編〜

メジャーリーグでは、7月12日にタイガースの本拠地ミシガン州デトロイトでオールスターゲームが行われる。日本のプロ野球とは違い、開催は毎年1試合のみで、かつ全30球団の中から各リーグ32人ずつしか選ばれないだけに、選手たちにとってこの大舞台に立つことは大変な栄誉である。出場選手の発表は来月3日を予定しているが、今後2回は現時点で出場が有力な選手をア・リーグとナ・リーグに分けて紹介していきたい。今回はア・リーグ編。 

まず選手を紹介する前に選出方法について触れると、メジャーのファン投票は野手のみが対象で、投手は対象外となっているのが、日本のプロ野球と異なるところ。また、監督推薦だけでなく、選手間投票による枠も設けられている。なお、ファン投票は日本からもインターネットなどで行えるので、興味のある方はぜひ参加してみてはいかがだろうか。 

さて話を選手紹介に戻し、まずは内野手に目を向けたい。一、三塁の両コーナーはティノ・マルティネスとアレックス・ロドリゲスのヤンキースの両大砲が、二遊間は核弾頭ブライアン・ロバーツと昨シーズン打点王ミゲル・テハダのオリオールズ勢が人気を集めている。また、二塁手では昨年リーグ最多得票のアルフォンソ・ソリアーノ(レンジャーズ)も人気と実力を備えているだけに、監督推薦の期待がかかる井口資仁(ホワイトソックス)は6月の出来が選出の行方を大きく左右すると見られる。捕手では、レッドソックスの主将ジェーソン・バリテックが初めてファン投票での出場を果たしそうな勢いだ。 

外野手では、今や名門ヤンキースで4番を担う松井秀喜をもってしてもファン投票での選出が難しいほど、役者が揃っている。前年、揃ってファン投票での選出を果たした首位打者イチロー(マリナーズ)、本塁打王のマニー・ラミレス(レッドソックス)、MVPのウラジーミル・ゲレロ(エンゼルス)は今年も健在。このタイトルホルダー3人衆をゲリー・シェフィールドと松井のヤンキース勢、ひげと長髪がトレードマークのジョニー・デーモン(レッドソックス)らが追いかける展開となりそう。また、盗塁王争いでトップを独走中のスコット・ポドセドニク(ホワイトソックス)も出場が有力。今年はア・リーグの球場で開催されるためファン投票の対象となる指名打者は、レッドソックスの大砲デービッド・オルティスが人気、実力ともに群を抜いている。 

投手では、ハーラーダービーでトップ争いを演じているロイ・ハラデー(ブルージェイズ)とジョン・ガーランド(ホワイトソックス)が有力候補。また地元タイガースのエース、ジェレミー・ボンダーマンは6月にどこまで勝ち星を伸ばせるかが鍵。リリーフでは故障からの復活を果たしたマリナーズの左腕エディー・グアダード、ともに昨年クローザーとしての地位を確立したフランシスコ・コルデロ(レンジャーズ)とジョー・ネーサン(ツインズ)の存在が際立っている。(ナ・リーグ編に続く)