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2005年06月21日発行

オールスター出場が有力な選手たち

〜ナ・リーグ編〜

今年は7月12日にタイガースの本拠地ミシガン州デトロイトで行われるメジャーリーグのオールスターゲーム。来月3日の出場選手発表まで、まだ2週間近くあるが、今回は前回のア・リーグに続き、出場が有力なナ・リーグの選手を紹介していきたい。 

まずはファン投票が行われている野手部門。捕手では、日本でも有名なマイク・ピアザ(メッツ)が例年通り一番人気だが、今年は成績が振るわず、ポール・ロデューカ(マーリンズ)に追い上げられている。一塁は主要打撃部門で三冠を争うデレク・リー(カブス)が、ここ数年「三冠王に最も近い男」と呼ばれているアルバート・プホルス(カージナルス)を追いかける展開となっており、目が離せない。二塁ではドジャース移籍1年目の今季も勝負強さが健在のジェフ・ケントが人気、実力の両面で他を大きくリード。また三塁は、昨年リーグ最多票を獲得した球界屈指の実力者スコット・ローレン(カージナルス)が故障に苦しみながらも人気を集め、打力だけなら遜色ないアラミス・ラミレス(カブス)らを抑えている。一方、遊撃手は大混戦。本命ノーマー・ガルシアパーラ(カブス)が長期離脱を余儀なくされる中、堅守のシーザー・イズタリス(ドジャース)とハッスルプレーが身上のデービッド・エクスタイン(カージナルス)が初のファン投票選出を狙う。 

外野では、現役最強スラッガーのバリー・ボンズ(ジャイアンツ)が故障のため人気低迷。このため、カルロス・ベルトラン(メッツ)やボビー・アブレイユ(フィリーズ)といった昨年までは全国的知名度が低かったものの、走攻守の各方面で実力をアピールしてきたプレーヤーが上位にランクインされている。その一方で強打と鉄壁の守備を誇るジム・エドモンズ(カージナルス)、かつての本塁打王ケン・グリフィー(レッズ)も依然としてファンの支持が厚い。23歳の大砲ミゲル・カブレラ(マーリンズ)を含め、5人がし烈な上位争いを繰り広げている。このほかには、ブルワーズのカルロス・リー、ブレーブスのアンドルー・ジョーンズといった主軸打者が好成績を残しており、監督推薦などで選ばれる可能性が高い。 

ファン投票の対象外となっている投手部門は、マーリンズの変則左腕ダントレル・ウィリスがハーラーダービーのトップを快走しており、2年ぶり2度目の選出が決定的。今年は安定感も光っているだけに、防御率トップのロジャー・クレメンス(アストロズ)や、奪三振1位のペドロ・マルティネスといった常連組を差し置いて、23歳のウィリスが先発の大役を担うと見られる。そのほか、新生球団ナショナルズの好調を支えるリリーフエースのチャド・コルデロも初選出が期待される。