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2006年03月08日発行

WBCついに開幕! 初代王者を目指す日本の強敵は?

 トッププロがしのぎを削る史上初の国別対抗戦「ワールドベースボールクラシック(WBC)」。日本は1次リーグで韓国に敗れたものの、2位で2次リーグ進出を決めた。今回は日本が初代王者となるために倒さなければならないライバルたちを紹介するとともに、大会の展開を予想する。

 2次リーグで日本が対戦するのは、A組1位の韓国と、B組の上位2チーム。そのB組は優勝候補の大本命である米国の1位通過と南アフリカの最下位脱落が濃厚なため、2位の座をカナダとメキシコが争う展開となるだろう。この2カ国はともに有力メジャーリーガーを抱えているだけに甲乙つけがたいが、元奪三振王のエステバン・ロアイザ投手(メキシコ)らを擁し、投手力に勝るメキシコにやや分があるか。

 となると、日本は2次リーグでアレックス・ロドリゲス三塁手(ヤンキース)やロジャー・クレメンス投手(アストロズ)らスター揃いの米国、1次リーグで苦杯をなめさせられた韓国、そしてメキシコと対戦することになり、さらに準決勝まで進んだ場合も、このうちの1カ国と再戦する可能性がある。どの国も一筋縄ではいかない相手だけに、今後は一瞬も気の抜けない戦いが続きそうだ。

 一方、日本が決勝に進出しない限り対戦しないC組、D組はどういう状況なのか。C組はアテネ五輪優勝のキューバ、多くのメジャーリーガーを揃えたプエルトリコの実力が、パナマとオランダを明らかに凌駕している。強打のドミニカ共和国、投手力のベネズエラという優勝候補が共存するD組も、この両国がイタリア、オーストラリアを下すのは確実。以上、4カ国が揃うと見られる2次リーグ以降は展開が読みづらいが、未知の魅力と高いモチベーションを秘めたキューバと、サイ・ヤング賞左腕ヨハン・サンタナ(ツインズ)を筆頭に好投手を数多く擁するベネズエラが短期決戦に向いているのではないだろうか。

 いずれにせよ、国の威信とトッププレーヤーのプライドがかかったWBCだけに、今後もより白熱した戦いが繰り広げられるのは間違いない。