MLB NEWS
2006年06月21日発行
2006オールスター選出が有力な選手たち
今回で77回目を迎えるメジャーリーグのオールスターゲームは来月11日、パイレーツの本拠地であるペンシルバニア州ピッツバーグのPNCパークで行われる。ア・リーグとナ・リーグからそれぞれ野手8人を選出するファン投票も締切まであと10日を切り、今年はどんな顔ぶれがそろうのかそろそろ気になるところだろう。そこで、今回はこれまでの中間発表の動きを踏まえながら、選出が有力なプレーヤーを紹介したい。
ア・リーグは第4回の中間発表を終えた時点で、全8枠のうち6つをヤンキースとレッドソックスの両人気球団の選手が占めている。ヤンキースはロビンソン・カノ二塁手とアレックス・ロドリゲス三塁手、デレク・ジーター遊撃手がそれぞれのポジションでトップ。レッドソックスもジェーソン・バリテックが捕手部門で、デービッド・オルティスが一塁手部門で1位の座をキープし、マニー・ラミレスも外野手部門の2位となっている。
その一方で健闘が光っているのが、外野手1位のウラジーミル・ゲレロ(エンゼルス)と同3位のイチロー(マリナーズ)。ただ、イチローは今後、約4万票差で4位につけているジョニー・デーモン(ヤンキース)と外野手最後の椅子を争うことになりそうだ。昨年は最終発表でデーモンに逆転され、ファン投票での選出が4年連続でストップ。しかし、今年は成績を見る限りイチローに分があるだけに、逃げ切る展開を期待したい。なお井口資仁二塁手は、第4回の発表を終えた時点でカノと約13万票差の3位。逆転するには、やや難しい状況となっている。
ナ・リーグでは、今シーズン絶好調のメッツ勢が4回目の中間発表を終えた時点で4人もトップ。その顔ぶれはポール・ロデューカ捕手、ともに22歳のデービッド・ライト三塁手とホセ・レイエス遊撃手の三遊間コンビ、カルロス・ベルトラン外野手である。また、カージナルスの主砲アルバート・プホルス一塁手は、故障で現在戦列を離れているにも関わらず、180万近い票数を集めて全体でもトップの座に君臨している。
このほか二塁手ではフィリーズのチェース・アットリーが首位をキープ。また、外野手では二塁からのコンバート1年目のアルフォンソ・ソリアーノ(ナショナルズ)が2位、地元パイレーツのスター選手ジェーソン・ベイが3位につけているが、4位の強打者ケン・グリフィー(レッズ)、5位の昨シーズン本塁打王アンドルー・ジョーンズ(ブレーブス)らとの差はなく、最後までレースの行方は分からなくなりそうだ。
発表は米国時間の7月2日(日本時間3日)の予定。投手や控え野手は監督推薦などで決まることになっている。果たして、どんなメンバーが夢の球宴に集うのだろうか、乞うご期待。
