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2006年07月11日発行

いよいよ開催間近 2006オールスターゲームの見どころ

 今年で第77回目となるメジャーリーグのオールスターゲームが、ピッツバーグのPNCパークで11日(日本時間12日)に行われる。6年連続で出場するイチロー外野手(マリナーズ)をはじめ、スター選手たちが一堂に会するこの「真夏の祭典」の見どころを今回は紹介していきたい。

 これまでの対戦成績は、ナ・リーグの40勝34敗2分けとなっている。しかし、1997年からの9年に限ればア・リーグが1引き分けを挟んで8連勝と圧倒。今年も両軍の戦力を見比べると、ア・リーグの方がオールスターの常連をそろえ、分があるように見える。1番に起用されるであろうイチロー、強打のアレックス・ロドリゲス三塁手(ヤンキース)やウラジーミル・ゲレロ外野手(エンゼルス)、闘将イバン・ロドリゲス捕手(タイガース)とスタメンに4人もMVP経験者がいる。またマニー・ラミレス外野手とデービッド・オルティス一塁手(ともにレッドソックス)の両大砲はリーグ屈指の破壊力を誇る。

 控えも、昨年のワールドシリーズを制したホワイトソックスから7人が選ばれるなど層が厚い。ジム・トーミとポール・コナーコの両一塁手や、昨季途中から17連勝中のホセ・コントレラス投手など、実力者ぞろいとなっている。また4割近い高打率をマークしているジョー・モウアー捕手や奪三振トップのヨハン・サンタナ投手(ともにツインズ)、ハーラートップの12勝を挙げているロイ・ハラデー(ブルージェイズ)投手もア・リーグにとっては厄介な存在となるだろう。

 一方、連敗を脱出したいナ・リーグは、アルバート・プホルス一塁手(カージナルス)が打線の鍵を握る。今季は故障で一時戦列を離れながらも、29ホーマーを放っている長打力が魅力。またファン投票で選ばれたスタメン8人のうち、プホルスを含む6人が20代と若い点も興味深い。特に昨季の盗塁王ホセ・レイエス遊撃手と勝負強いデービッド・ライト三塁手(ともにメッツ)、地元球団パイレーツの星ジェーソン・ベイ外野手、強打の二塁手チェース・アットリー(フィリーズ)の4人は初のファン投票選出で今回の球宴に臨む。

 ベンチから出場機会をうかがう選手では、昨年50発をクリアしたアンドルー・ジョーンズ外野手(ブレーブス)や昨季の新人王ライアン・ハワード一塁手(フィリーズ)のパワーに注目。また首位打者争いをしているノーマー・ガルシアパーラ一塁手(ドジャース)とフレディ・サンチェス遊撃手(パイレーツ)の好打にも期待したい。投手は防御率を重視した布陣。ブランドン・ウェブ(ダイヤモンドバックス)やジェーソン・シュミット(ジャイアンツ)、ブラッド・ペニー(ドジャース)といった2点台の投手を中心にア・リーグの強力打線をどこまで抑えられるかが1つのポイントになるだろう。