MLB NEWS
2006年09月28日発行
最終週、ナ・リーグの地区Vとタイトル争いの行方は
メジャーリーグのレギュラーシーズンも、ついに最終週に突入。ア・リーグでは、既にプレーオフ進出の4球団が出揃った一方、ナ・リーグでは東地区優勝を除く3つの椅子をめぐり、最後の最後まで決着がもつれそうな気配が漂っている。そして、いくつもの個人タイトル争いで、これら上位球団の主力選手が絡んでいる点も見逃せない。今回は注目チームを支えるタイトル獲得候補者を紹介していきたい。
本塁打と打点の両部門では、フィリーズのライアン・ハワード一塁手がトップを独走している。昨年の新人王に輝いたハワードは、今季オールスターの前夜祭に行われたホームランダービーで優勝。その長打力を試合でも十分に発揮し、ワイルドカードを争うフィリーズを引っ張っている。60本塁打の達成を手土産に、自軍にとって13年ぶりとなるプレーオフ進出の扉を開くことができるだろうか。
投手部門では、奪三振王の最有力がジェイク・ピービ、セーブ王争いのトップがトレバー・ホフマンとパドレス勢の躍進が顕著。片やエース、もう一方はクローザーとして、西地区の優勝をめぐって2位ドジャースと激しい攻防戦を繰り広げるチームを支えている。対するドジャースも、ブラッド・ペニー投手が最多勝争いでし烈なトップ争いのさ中にいる。逆転Vあるいはワイルドカードがかかっているドジャースだけに、残りの限られた登板試合で少しでも多く勝利をもたらしたい。
中地区でトップを快走していたカージナルスは、ここにきて黒星を重ね、気がつけば2位アストロズに猛追されている。防御率でトップ争いをしているクリス・カーペンター投手は、最後の登板で安定感のある投球を見せるとともに、チームを勝利に、さらには地区3連覇へと導きたいところだろう。
その一方で、首位打者争いは、中地区で最下位争いをしているパイレーツで奮闘を続けるフレディ・サンチェス遊撃手の初タイトル獲得が有力。また、盗塁王は、既に東地区制覇を決めたメッツのホセ・レイエス遊撃手が2年連続で栄冠を手にしそうだ。なおシーズン終了後に発表される新人王は、大混戦。勝負強いナショナルズの三塁手ライアン・ジマーマンが有力と見られているが、ドジャースの斎藤隆投手も守護神として活躍しており、こちらの行方にも目が離せない。
