MLB NEWS
2006年10月11日発行
リーグの頂点を決める戦いが幕開け
〜リーグ優勝決定シリーズ見どころ〜
ア・リーグ、ナ・リーグそれぞれの東、中、西地区の優勝チーム、ワイルドカード(2位の最高勝率チーム)によるメジャーリーグのプレーオフは第1ラウンドの地区シリーズが終了した。ア・リーグはアスレチックス(西地区優勝)とタイガース(ワイルドカード)、ナ・リーグはメッツ(東地区優勝)とカージナルス(中地区優勝)がリーグ優勝決定シリーズに駒を進め、ワールドシリーズ進出をかけて4戦先勝制の戦いに臨む。
レギュラーシーズンを5連敗で終えながらも、地区シリーズではア・リーグ最高勝率のヤンキースを撃破したタイガース。2戦目で勝利投手となった新人王候補ジャスティン・バーランダー、同じ試合で好リリーフを見せたルーキーのジョエル・ズマーヤの2投手は、ともに100マイル(約161キロ)を超える豪速球が武器。その一方でケニー・ロジャーズと抑えのトッド・ジョーンズの両ベテランは技巧派であるなど、個性豊かな投手陣を擁する。ツインズの強力な投手陣を地区シリーズで打ち崩したベテランの指名打者フランク・トーマスらアスレチックス打線といえども苦しい戦いが予想される。
対するアスレチックスも、投手陣はタイガースに引けをとらない。左腕エースのバリー・ジト、ジョー・ブラントンの16勝コンビや、若き守護神ヒューストン・ストリートら強力な陣容を誇る。地区シリーズでは、2戦目以降ヤンキース投手陣を粉砕したイバン・ロドリゲス捕手らタイガース打線も、そう簡単には大量得点が見込めないだろう。それだけに、両軍の戦いは1点を争う好ゲームが多く期待できるかもしれない。
ナ・リーグでは、総合力で最高勝率のメッツに分があると言える。打線ではスターとしての地位を確立しつつある若き三塁手デービッド・ライト、メジャー14年目にして初めてポストシーズンに出場している大砲カルロス・デルガド一塁手、正捕手ポール・ロデューカらがハッスル。ピッチングスタッフもリリーフエースのビリー・ワグナーを中心に救援陣が安定している。
一方、地区優勝のチームでは最低勝率のカージナルスだが、エースのクリス・カーペンター投手、主砲アルバート・プホルス一塁手と投打で圧倒的な存在感を示す大黒柱がいる。ともにパドレスとの地区シリーズで大舞台での強さを証明済み。2人に引っ張られ、チーム全体が盛り上がれば、下馬評を覆す展開になることもありえる。また、地区シリーズで代打本塁打を放ち、日本人で唯一人リーグ優勝決定シリーズを戦う田口壮外野手のプレーにも注目したい。
http://www.wilson-baseball.jp/products/glove_mlbspecial.html
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