MLB NEWS
2006年10月20日発行
どちらが勝っても久々の栄冠
〜ワールドシリーズ見どころ〜
メジャーリーグは、ア・リーグとナ・リーグともに優勝チームが決定し、米国時間21日(日本時間22日)にワールドシリーズ(4戦先勝制)が開幕する。22年ぶりの登場となるア・リーグの王者タイガース、2年ぶりにナ・リーグを制したカージナルスそれぞれの魅力と、シリーズの見どころを紹介する。
タイガースは、ワイルドカード(地区2位の最高勝率)としてプレーオフに駒を進めると、ヤンキースとアスレチックスを相次いで撃破してワールドシリーズに進出した。新人王候補ジャスティン・バーランダー、ベテラン左腕ケニー・ロジャーズら安定した投手陣と、1~9番まで長打が狙えるパワフルな打線が魅力で、2003年にマーリンズで世界一を経験したイバン・ロドリゲス捕手の存在も攻守両面で大きい。
一方のカージナルスは、プレーオフ進出のチームでは最低勝率だったものの、プレーオフではドジャースとメッツを下し、下馬評を覆してのリーグ制覇。エースのクリス・カーペンター投手、主砲アルバート・プホルス一塁手と投打に頼れるプレーヤーがいるほか、ここにきてジェフ・スーパン、ジェフ・ウィーバーの両先発をはじめ投手陣が上向いてきた。また、田口壮外野手がプレーオフでは全試合でベンチスタートだったが、2本塁打を含む4打数4安打と当たっている。
今回のシリーズは、タイガースにとって22年ぶり、カージナルスにとっても24年ぶりの世界一がかかっており、どちらが勝っても久々の栄冠となる。また、両軍ともにシーズン終盤に調子を落としながら、プレーオフで勢いをつけて勝ち上がってきた点も共通している。さらに、カージナルスのトニー・ラルーサ、タイガースのジム・リーランド両監督が師弟関係にあるだけに、両者の采配ぶりにも注目が集まる。特にラルーサ監督は、打撃好調な田口をどんなシーンで起用していくかもひとつのポイントとなるだろう。
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