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2007年02月21日発行

いよいよキャンプイン! 注目の新戦力たち

 メジャーリーグは15日、ヤンキースなど9球団のバッテリー組が先陣を切ってキャンプイン。日本人選手も、念願のメジャー移籍を果たした井川慶投手(ヤンキース)を皮切りに続々と始動し、18日には松坂大輔投手(レッドソックス)が、メジャー1年目のスタートを切った。そこで今回は、オフにチームを移り、新たなユニホームに身を包んでキャンプに臨む新戦力たちを紹介したい。

 まず、注目は何といっても松坂だろう。日本球界のエース右腕がメジャーでどれだけの活躍を見せてくれるのか、キャンプ・オープン戦から目が離せない。そして今オフには、名門ヤンキースに入団した井川に加え、岩村明憲内野手(デビルレイズ)、岡島秀樹投手(レッドソックス)、そしてパイレーツとマイナー契約を結んだ桑田真澄投手が、新たにメジャー挑戦。また、メジャー通算48勝の実績を誇る大家友和投手も、ブルワーズからブルージェイズへと移籍し、新天地での活躍が期待されている日本人プレーヤーだ。

 日本人選手以外に目を向けると、やはり注目は史上5位の8年総額1億3600万ドル(約162億円)でカブス入りしたアルフォンソ・ソリアーノ外野手を筆頭とした、大型契約で移籍した選手たちだろう。かつて広島でプレーしたこともあるソリアーノは昨季、史上4人目となる40本塁打&40盗塁を達成するなど、いまやメジャーを代表する強打者に成長。99年ぶりの「世界一」へ向けて、投打に大補強を進めたカブスの「筆頭」新戦力として、今季は絶対に結果を残さなくてはならない。

 さらに投手としての史上最高額1億2600万ドル(約150億円)でジャイアンツと7年契約を結んだ前アスレチックスのバリー・ジト投手も同じように、活躍が義務付けられた選手。メジャー7年間で102勝をマークしている左腕はまだ28歳と若く、長きにわたってエースに君臨することが求められている。ただし、このジトやソリアーノ、そして松坂ら「鳴り物入り」で移籍した選手たちは、期待が大きい分、不甲斐ないプレーが続でば、たちまちファンからブーイングを浴びてしまうだろう。

 一方、今オフ最もファンの関心を引いたトレード移籍は、ヤンキースから古巣ダイヤモンドバックスへ移ったランディ・ジョンソン投手か。オフに井川、アンディ・ペティット(前アストロズ)の両先発左腕を補強したヤンキースは、2005年の加入から2年で計34勝を挙げていたジョンソンをあっさりと放出。衰えも指摘されているジョンソンだが、あと20勝と迫っている通算300勝へ向けて、そして観客動員が伸び悩む古巣の人気回復の起爆剤となるべく、もう一花咲かせてもらいたい。

 また、低迷脱却を目指すマリナーズも投打に新戦力を加えた。最大の懸案だった先発陣には、昨季カージナルスの「世界一」に貢献したジェフ・ウィーバー、過去に4度2ケタ勝利を挙げたことがあるミゲル・バティスタ(前Dバックス)の両投手らを補強。打線にも、中堅にコンバートされたイチローと右中間コンビを組むことになる新右翼手ホゼ・ギーエン(前ナショナルズ)らを加えた。とある米メディアには「平凡なベテランばかり」と揶揄されたマリナーズの新戦力たちだが、そんな低評価を覆す活躍を見せ、チームの救世主となってほしいところだ。