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2007年05月11日発行
松坂のライバルは? 注目のルーキーたち
開幕から1カ月が経過したメジャーリーグは2日、4月の月間各賞を発表。11試合連続無失点と活躍したレッドソックスの岡島秀樹投手が最優秀新人に選出され、右脇腹痛で故障者リスト入りしたものの.339の高打率をたたき出したデビルレイズの岩村明憲三塁手が僅差の次点に。3勝、38奪三振をマークしたレッドソックスの松坂大輔投手も候補に挙がった。ますます活躍に期待のかかる日本人プレーヤーだが、今回はそんな彼らがシーズンを通じて争っていくと見られる新人王の有力候補を紹介していく。
ア・リーグでまず挙げられるのは、岩村のチームメートのデルモン・ヤング外野手だろう。22歳のヤングは昨年、マイナーで打率.316をマークし、8月末にメジャーデビュー。30試合で打率.317の好成績を残したが、規定により今季もルーキー資格を持っている。4月は規定打席をクリアする新人ではいずれもトップの打率.257、3本塁打、13打点。正右翼手としてチームの躍進を目指す。
そのヤングを追う打者が、アスレチックスのトラビス・バック外野手。23歳の右翼手は打率こそ高くないが、4月2日のレッドソックス戦とのシーズン開幕戦で、岡島に一発を浴びせると、5月1日の同カードでは敗色濃厚の土壇場で守護神ジョナサン・パペルボン投手から同点弾を放つなど、勝負強さを備えている。
さらに松坂のデビュー戦の相手となったロイヤルズには、アレックス・ゴードン三塁手がいる。米野球専門誌ベースボール・アメリカで今季の「有望な若手選手」の2位(1位は松坂)にランクされるなど、開幕前は松坂のライバルとして評価の高かった23歳。4月は打率.173と不本意な成績に終わったが、今後調子を上げてくるだろう。
投手では、同じロイヤルズの抑え役ホアキム・ソリアに注目したい。メキシコ出身の22歳右腕は4月、3度のセーブ機会すべてで役割を果たし、メジャー初勝利もマーク。計12イニングで14奪三振は立派な数字だ。
ヤンキースで井川慶投手と共に戦う20歳の若手有望株フィリップ・ヒューズ投手は、5月1日のレンジャーズ戦では7回途中までノーヒットノーランの快投。そのゲームで左太ももを痛めてしまったが、威力ある速球と大きく縦に割れるカーブのコンビネーションは絶妙だ。
またナ・リーグには、既に3勝を挙げているアストロズの先発右腕クリス・サンプソン投手(28)や、2勝、防御率3.41を誇るジェーソン・ハーシュ投手(25)と4月29日にメジャー史上13度目となる「ひとりでトリプルプレー」の快挙を成し遂げたトロイ・トゥロウィッキー遊撃手(22)のロッキーズ・コンビらもいる。
