MLB NEWS
2007年06月08日発行
ホフマン、前人未到の500セーブ達成
メジャーリーグに、新しい記録が生まれた。通算500セーブ。過去に誰も成し遂げていない数字に到達したのは、パドレスの守護神トレバー・ホフマン投手だ。
1989年にレッズからドラフト11巡目指名を受けたホフマンは、93年にマーリンズでメジャーデビュー。シーズン途中にはパドレスへ移籍し、そこからはチームひと筋でプレーする。15年目のシーズンを迎えている右腕だが、これまで先発のマウンドに立ったことは一度もなく、すべてリリーフでの登板。95年から8年連続で30セーブ以上を記録し、特に98年には当時のナ・リーグ記録となる53セーブをマークするなど、チームのワールドシリーズ出場に大きく貢献した。
そして、その後もセーブを積み重ねていった守護神は昨年の9月24日、本拠地ペトコ・パークで行われたパイレーツ戦の9回に登板すると、3者凡退に切って取り、通算479個目のセーブをマーク。前日の試合で並んでいたリー・スミス(元カージナルスほか)のメジャー記録をわずか1日で塗り替えた。この年46セーブを挙げた背番号51は、98年以来自身2度目のタイトルを獲得している。
今季も開幕2戦目のジャイアンツで初セーブを手にするなど順調なスタートを切ったが、4月25日のダイヤモンドバックス戦、27日のドジャース戦で救援に失敗し、いずれも黒星を喫する。しかしその後は15試合連続で無失点に抑えるなど安定感を取り戻し、5月の最優秀救援投手賞を受賞。そして、6月2度目の登板となった6日のドジャース戦で3点リードの9回にリリーフ登板。先頭打者に二塁打を許したものの、後続を抑えて2アウト。そして、最後の打者を外角低めの速球で見逃し三振に仕留め、金字塔を打ち立てた。
なお歴代3位は、2005年までプレーして424セーブを挙げたジョン・フランコ(元メッツほか)。現役では、ヤンキースの守護神マリアノ・リベラが419セーブで4位、メッツのビリー・ワグナーが337セーブで9位につけている。
※記録は現地時間の2007年6月6日時点
