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2007年08月08日発行

ボンズ、756本塁打のメジャー歴代新記録を樹立!

 2007年8月7日、カリフォルニア州サンフランシスコのAT&Tパークで、ジャイアンツのバリー・ボンズ外野手に待望の一発が飛び出した。キャリア通算756号。ハンク・アーロン(元ブレーブスほか)の持つメジャー最多ホームラン記録を破ったのである。

 ジャイアンツなどで通算332本塁打、461盗塁を記録した名選手ボビー・ボンズの息子として生まれたボンズ。史上最多のMVP7回、首位打者と本塁打王に輝くことそれぞれ2回、2001年には73本塁打のシーズン最多記録を達成するなど、これまでにも輝かしい実績を残しているが、通算756号に至るまでの道のりは決して平坦ではなかった。

 ここ数年はひざの故障に悩まされ、2005年はわずか14試合の出場で5本塁打。昨季も、5月にベーブ・ルース(元ヤンキースほか)を抜いて歴代2位に立つ715号を放ったものの、決して万全の状態とは言えない中、26本塁打とボンズにしては平凡な成績だった。

 それでも今季は、開幕2試合目で第1号と放つなど、4月に8本塁打と好スタート。その後ペースは落ちたが、7月27日に本拠地AT&Tパークでのマーリンズ戦で754号アーチを放ち、ついにアーロンの記録に王手をかける。そして迎えた8月4日、2回表の先頭打者として打席に立ったボンズは、パドレスの先発右腕クレイ・ヘンスリー投手が投じた外角高めの速球にバットを一閃。打球はグングン伸び、レフトスタンドへ飛び込んだ。

 そして本拠地AT&Tパークに戻って2試合目となった7日、ナショナルズ戦の5回に先発左腕マイク・バクシック投手の甘く入ったボールをジャストミート。ボンズは打った瞬間にホームランを確信し、こぶしを高々と突き上げる。すると、舞い上がった打球は右中間スタンドの奥深くにまで達し、スタンドからは大歓声が沸き起こった。

 ボンズがチームメートに迎えられてホームを踏んでからしばらくすると、バックスクリーンにはボンズの偉業をたたえるアーロンのメッセージ映像が流れた。するとフィールドに残っていたボンズもマイクを握り、「サンフランシスコのファンみんなに感謝したい。最高の気分だ」と喜びをあらわにしたのだった。