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2007年10月03日発行

今年は日本人が5人も出場、注目のプレーオフがスタート

 メジャーリーグは、9月で大激戦のレギュラーシーズンが終了し、10月からはポストシーズンに突入する。レギュラーシーズンを好成績で戦い終えた強豪8チームは、プレーオフの1回戦にあたる地区シリーズ(3戦先勝)を勝ち抜けば、リーグ優勝決定シリーズ(4戦先勝)に駒を進めることができ、ア・リーグとナ・リーグそれぞれの優勝チームが日本時間26日から始まるワールドシリーズ(4戦先勝)で頂上決戦を行うことになる。

 今年は、過去最多となる5人の日本人メジャーリーガーに、この10月のひのき舞台で戦うチャンスがある。メジャー1年目の今シーズン、レッドソックスの12年ぶりア・リーグ東地区優勝に貢献した松坂大輔、岡島秀樹両投手は、西地区の覇者エンゼルス相手に投げることになる。松坂は日本時間6日の第2戦に先発予定。俊足チョーン・フィギンズ三塁手、大砲ウラジーミル・ゲレロ外野手らを擁する試合巧者を封じることができるか? また岡島は、チャンスに強い左打者ギャレット・アンダーソン外野手とゲーム終盤での対戦が予想される。この2人の対決がシリーズの行方を左右するかもしれない。

 ワイルドカードとして出場するヤンキースの松井秀喜外野手は、5年連続でプレーオフを戦うチャンスを得た。しかし、ひざの状態が思わしくなく、地区シリーズのインディアンス戦ではスタメン出場が危ぶまれているのが気がかり。とはいえ、ここぞという場面での代打起用も十分にあり得る。C.C.サバシア、ファウスト・カルモナの両19勝投手がいるなどピッチャーが安定しているインディアンスが相手だが、けがの回復を図りながらチャンスで結果を残していきたい。

 ナ・リーグに目を向けると、ともに重量打線が魅力で、日本人野手が所属するロッキーズとフィリーズが対戦。ロッキーズの松井稼頭央二塁手は、持ち前のスピードと磨きがかかった守備でチームを支えている。大逆転でワイルドカードを獲得したロッキーズに10月のポストシーズンでも勢いを与えることができるだろうか? 対するフィリーズの井口資仁二塁手は、控えに回るのが確実。出番があるとすれば代打が濃厚だが、2005年にホワイトソックスでワールドシリーズ優勝に貢献した経験は、プレーオフ経験者の少ない東地区王者フィリーズの中では大きな力になるはずだ。

 残るナ・リーグの対戦カードは、中地区の覇者カブスと西地区優勝のダイヤモンドバックスが激突。1909年以来のワールドシリーズ優勝を狙うカブスは、元広島のアルフォンソ・ソリアーノ外野手、日本でもプレーしたレオン氏を父に持つデレク・リー一塁手が打線の柱。球界を代表するエースのブランドン・ウェブ、今年のセーブ王ホセ・バルベルデ両輪を擁するDバックス投手陣を攻略できるかが、勝敗を大きく左右するだろう。