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2008年02月27日発行

いよいよキャンプ本番、野手組の注目ポイント

 現地14日に野茂英雄投手がマイナー契約を結んでいるロイヤルズなどが始動したのを皮切りに、各球団のバッテリー組が続々とキャンプイン。そして、19日からは一部の球団で野手組の合流も始まり、カブスに加入した福留孝介外野手らも、いよいよ本格的に始動した。

 今季、唯一の日本人ルーキー野手である福留は、19日にアリゾナ州でキャンプイン。複数球団による争奪戦の末、4年総額4800万ドル(約53億円)という破格の条件でカブス入りしただけに、米国でも注目度は高い。昨年の松坂大輔投手(レッドソックス)と同様、周囲の雑音に惑わされることなく、メジャー流の調整に慣れていくことが重要となる。野手と投手、メジャー契約とマイナー契約の違いがあるとはいえ、メジャー経験のある高津臣吾投手が同じチームにいるのは大きな助けとなるだろう。

 同じアリゾナ州ではマリナーズもキャンプを張る。次々に新たな日本人メジャーリーガーが誕生する中でも、毎年のようにその存在感をアピールし続けるイチロー外野手。今季も残り130本と迫った日米通算3000本安打、その先には張本勲氏(元巨人ほか)の持つ日本記録(3085安打)更新という偉業が待ち構えている。ちなみに、そのマリナーズとともに同州ピオリアの施設を共用しているのがパドレス。新加入の井口資仁二塁手が、イチローやダイエー時代の同僚である城島健司捕手と顔を合わせる機会も多く見られそうだ。

 一方、米国南西部のフロリダ州タンパでキャンプを行うのが松井秀喜外野手の所属するヤンキース。今季はレギュラーが保証されていない中でもキャンプインとなるが、自主トレでは早速オープン戦でのチームの本拠地レジェンズ・フィールドの右翼に新設されたスタンドに打球を打ち込むなど、オフに手術した右ひざも順調に回復している様子をのぞかせている。

 そのほかフロリダ州では、ともに新天地を求めた松井稼頭央二塁手(アストロズ)、田口壮外野手(フィリーズ)も新シーズンへ向けての大事なキャンプ。さらに岩村明憲内野手(レイズ)も、二塁転向という大きな課題を与えられてメジャー2年目へ挑む。ちなみに、レイズは30球団で唯一、シーズン中の本拠地と同じ市内(セントピーターズバーグ市)でキャンプを張るチームともなっている。