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2008年04月04日発行
2008シーズンが本格開幕、優勝争いの注目チームは?
3月25日に東京ドームでレッドソックス松坂大輔、岡島秀樹の両投手が凱旋登板し、幕が開けた2008年のメジャーリーグ。月末には米国本土でも開幕戦が行われ、長く険しいペナントレースが本格的にスタートした。そこで、今後2回は優勝争いにフォーカスし、注目チームを紹介したい。
まず、その前にペナントレースについて、簡単におさらいしよう。メジャーリーグは2リーグ制で、アメリカン・リーグ(以下ア・リーグ)が14球団、ナショナル・リーグ(以下ナ・リーグ)は16球団が加盟し、それぞれ東、中、西の3地区に分かれている。そして1チームにつき162試合のリーグ戦(レギュラーシーズン)を戦い、秋には各リーグとも上位4チームによる勝ち抜き戦(ポストシーズン)を行い、このポストシーズンに出るには、地区内で優勝するか、リーグ内の2位チームの中で最高勝率を残し、ワイルドカードを獲得しなければならない。
ア・リーグでは、松坂と岡島の所属する東地区のレッドソックスが、今年も優勝の最有力候補。投打ともに優れ、大試合に強い選手が多いのも強みだ。しかし、東地区には日本を代表するスラッガー、松井秀喜外野手が控えに回る可能性があるほど選手層の厚いヤンキースもいるだけに油断はできない。メジャー1位の年俸を誇るアレックス・ロドリゲス三塁手、同3位のデレク・ジーター遊撃手らヤンキースはスター選手を数多く抱えている。逆に、この2チームの力が飛び抜けているだけに、岩村明憲三塁手が所属するレイズや、昨季3位のブルージェイズ、同4位のオリオールズは上位進出が厳しい状況にある。
中地区も近年レベルが上がってきている。特にここ数年タイガースのチーム強化には目を見張るものがあり、その力はレッドソックス以上と評価する米メディアもある。昨年の首位打者マグリオ・オルドネス外野手、強打のミゲル・カブレラ三塁手、若き速球派ジャスティン・バーランダー投手ら布陣は強力。昨年ポストシーズンでレッドソックスを苦しめ、今年は小林雅英投手がプレーするインディアンスも昨年と戦力に大差はないが、それ以上に前評判が高い。薮田安彦投手が加入し、日本でもおなじみのトレイ・ヒルマン監督が指揮を執るロイヤルズ、つい最近まで優勝争いの常連だったツインズ、3年前の王者ホワイトソックスは、この2強からは遅れを取ることになるだろう。
西地区も前年の覇者エンゼルスを、イチロー外野手と城島健司捕手が所属するマリナーズが追いかける展開となりそうだ。エンゼルスは知将との呼び声高いマイク・ソーシア監督の下、投打ともに隙のない野球を展開する。対するマリナーズは打線がつながるだけに、投手陣がどれだけレベルアップするかが鍵。新戦力のエリク・ビダード投手がオープン戦で不調だったのは気になるが、シーズンでは調子を上げてくるはず。3年目を迎えた城島のリードにも注目だ。一方、日本開幕戦で来日したアスレチックス、福盛和男投手がいるレンジャーズはチームが若返りを図っている最中だけに、苦戦が予想される。
