2009/5/10 -- 秋山英宏のテニス・ツアー潜入記
錦織圭がオンコートでの練習を再開
右腕の痛みのため、試合から遠ざかっている錦織圭。拠点とするIMG/ニック・ボラテリーアカデミーですでに1カ月以上リハビリを続けているのだが、情報も少なく、回復ぶりが気になっているファンも少なくないだろう。
アカデミーの総帥ニック・ボラテリーのブログ(http://nickstennispicks.com/)によると、錦織は4月27日にオンコートでの練習を再開したとのこと。5月1日付のニックのブログにも続報があり、クレーコートシーズンに備え、レッドクレーで練習する錦織の姿が動画と写真でとらえられている。
錦織自身の公式サイトでのブログ(http://blog.keinishikori.com/index.html)にも練習風景の写真が掲載されている。また、このブログには、IMGアカデミーのグレーム・ローリストン医師によるコメントも載っている。ローリストン医師は錦織の現状について「とても順調です。より力強くなっていると思います。彼はあせったりせず、ポジティブな気分を保ってます」と語っている。
3月の時点では「試合に出場しながら、治していく」予定だったが、その後、「6週間程度トーナメント出場を取りやめ、治療に専念する」と方針転換した。現時点では復帰に向けての具体的な情報はないが、ローリストン医師が「全てが計画通りに進んでいます」と語っているように、その日が近づいたことだけは間違いないようだ。5月24日のフレンチオープン開幕まで、あと2週間。なんとか間に合ってくれるだろう。
あまりにも駆け足で世界に駆け上がった錦織。そのフィジカルがまだ成長過程にあることは、トレーナーの中村豊氏も認めている。今はまだ徐々に体をつくりながら、試合をこなしていく時期だ。ケガと、その影響によるランキングの下降は確かに痛いが、これはどんな選手にもあること。試合に出られない、その間にランキングが落ちていく、というつらい経験も、やがては選手として人間としての「幅」につながるだろう。
投稿者: フリーライター 秋山 英宏 日時: 2009年05月10日 10:59|パーマリンク|コメント: 0 »コメントを送る…